【8月3日 AFP】米国防総省は2日、ロシアと締結した中距離核戦力(INF)廃棄条約からの正式離脱に伴い、新型巡航・弾道ミサイルシステムの開発を加速化させると発表した。

 マーク・エスパー(Mark Esper)国防長官は声明で、ロシアがINF条約に「持続的かつ繰り返し違反」したと批判。米国は既に「移動式、従来型、地上発射型の巡航・弾道ミサイルシステム」の開発を開始しており、「離脱の完了を受け、国防総省はロシアの行動に対する慎重な対応として、これら地上発射型の従来型ミサイルの開発を全面的に追求する」と述べた。(c)AFP