【8月6日 東方新報】在日中国大使館は1日、日本で最大規模の中国文化体験イベント「チャイナフェスティバル2019」を9月21~22日に東京・代々木公園で開催すると発表した。

 開催時間は両日とも午前10時から午後8時まで。主催者によると、グルメ関連50店、物販関連25店、企業・団体関連35店の100を超すブースの出店が予定され、中国各地のグルメ、物産、文化など多彩なものとなっている。また、激辛食品大会、スリッパ卓球大会、パンダハウスや日中青年リアルタイム交流などの特別企画も予定されている。

 この他、アイドルグループ・NMB48の元メンバーの山田菜々(Nana Yamada)さん、サンプラザ中野くん(Sunplaza Nakano Kun)さん、上海のシンガー・ソングライターのアミン(amin)さんら日中両国の芸能界のスターが出演する予定。中国の湖北省(Hubei)、黒竜江省(Heilongjiang)などの芸術団による中国各地の民族的特色のある演出も予定されている。

 イベントでは、孔鉉佑(Kong Xuanyou)中国大使が実行委員長を、福田康夫(Yasuo Fukuda)元首相が最高顧問を務める。孔大使は記者会見の席上、今年は中華人民共和国設立70周年であると同時に中日青少年交流促進年でもあり、「チャイナフェスティバル2019」はこれらをテーマとし、芸能の演出や文化の展示、グルメ体験などにより、多くの日本人が中国を肌で感じ、中国文化を体験し、両国の人々が相互理解と交流を増進するプラットフォームをつくり上げてほしいと述べた。

 福田元首相は、民間交流は日中両国関係の発展に深い影響があり、「チャイナフェスティバル」を通して両国の人々が理解を深め、より良く知り合う契機となってほしいと語った。(c)東方新報/AFPBB News