【8月12日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)は11日、男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、6-0で第8シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)に圧勝し、大会連覇を達成した。

 ナダルはこれで、史上最多記録を更新するマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)大会35勝目。33勝を挙げている2位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)との差を2勝に広げている。また「クレーの王者」ナダルにとっては初めてのハードコート大会2連覇となった。

 ナダルは「良い状態で試合を始められたのが大きかった」「相手はこのところとても良いプレーをしていたが、この数週間でかなりの試合数をこなしていた」と話した。

 その言葉通り、メドベージェフは準優勝した前週のシティ・オープン(Citi Open 2019)でも、ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)との決勝まで勝ち上がっていた。対照的にナダルは、全米オープンテニス(The US Open Tennis Championships 2019)前のハードコートシーズンは今大会の3試合しかプレーしておらず、準決勝はガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)が棄権したため、不戦勝で勝ち上がっていた。

「きょうは堅実なプレーができた。間違いなく、この1週間で一番良かった」「良かった点は数多くある。コースの変更や、ラリー中のリズムの変化。きょうはスライスも効いていた」「スマートなプレーができたと思うし、打球の感触も良かった」

 こうしてすべてが順調だったナダルは、わずか70分でメドベージェフを一蹴。相手のゲームを4回ブレークし、最後は7ゲームを連取して初対戦の相手を一気に押し切る完勝だった。これでロジャーズ・カップ通算5勝目、クレーのイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2019)、全仏オープンテニス(French Open 2019)に続く今季3勝目を飾っている。(c)AFP