トランプ大統領、銃乱射事件受け国民向け演説へ
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【8月5日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は5日、計29人が死亡した2つの銃乱射事件を受けて、国民向けに演説する。ただ事件をめぐっては、トランプ大統領の発言こそが問題の一端であるとの批判も上がっている。
テキサス州エルパソ(El Paso)の混雑した小売り大手ウォルマート(Walmart)の店舗で3日、男が銃を乱射して20人が死亡。そのわずか13時間後に、オハイオ州デートン(Dayton)の繁華街でも銃乱射事件が発生し、バーの外で9人が死亡した。罪のない市民の日常が、流血の悪夢へと一変した。
これを受けてトランプ氏は、5日午前10時(日本時間同日午後11時)から演説する。
メキシコのマルセロ・エブラルド(Marcelo Ebrard)外相が4日に明らかにしたところによると、テキサス州での死者20人のうち、7人がメキシコ人だったという。
一方オハイオ州の事件では、死亡した9人のうち6人が黒人だったが、犯人の動機は依然不明。(c)AFP/Gilles CLARENNE, with Megan Jelinger in Dayton