【8月2日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は1日、北朝鮮が同日までに行った弾道ミサイル発射試験について、「問題ない」と述べた。北朝鮮をめぐっては、長距離兵器の開発を進めているとの懸念が高まっている。

【動く図解】北朝鮮の弾道ミサイルの推定射程

 北朝鮮は7月31日、短距離弾道ミサイル2発を発射。ミサイルは約250キロ飛行して海に着水した。また、韓国の聯合(Yonhap)ニュースは翌1日、北朝鮮が正体不明の短距離の飛翔(ひしょう)体2発を発射したと報じていた。

 国連安全保障理事会の欧州メンバーは同国を非難しているが、トランプ氏の反応はこれに比べ楽観的。

 トランプ氏はオハイオ州での選挙集会に向かうためホワイトハウス(White House)を出発する際、記者団に対し、「問題ない。様子を見るが、短距離(ミサイル)はとても標準的なもの」だと語った。(c)AFP/Chris STEIN