【8月1日 AFP】サッカー親善試合は31日、各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)はウェールズ代表FWハリー・ウィルソン(Harry Wilson)の豪快なゴールなどで、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に3-1で勝利した。

 リバプールは前半、コパ・アメリカ(2019 Copa America)後初の実戦に臨んだロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)の得点と、相手のオウンゴールで2点を記録。

 すると53分には、昨季はイングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のダービー・カウンティ(Derby County)にローン移籍していたウィルソンが、ゴールまで約23メートルの距離から豪快にシュートを突き刺し、リードを広げた。

 リバプールは4日、新シーズンの開幕を告げるFAコミュニティーシールド(FA Community Shield 2019)でマンチェスター・シティ(Manchester City)と対戦する予定であり、この一戦はそれに向けた最後の実戦の場となった。

 またこの試合では、アフリカネーションズカップ(2019 The Africa Cup of Nations)後の休養を終えた昨シーズンの得点王であるモハメド・サラー(Mohamed Salah)が復帰を果たした。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、フィルミーノやサラーがシティ戦に先発出場するかについて話すのは早すぎると述べた。

 クロップ監督はチームの公式サイトで、「100パーセント出場しないとは言わない。もちろん彼らがプレーする可能性はある。あすの状態を見てみないと。トレーニングに関して言えば、最高の強度でやる段階は終わっており、今大事なのはディテールだ」と話した。

 また、チェルシー(Chelsea)はペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)の華麗なバックヒールボレーなどでレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)を5-3で下した。

 チェルシーはペドロのほかに新加入のクリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)が2得点を挙げ、ロス・バークリー(Ross Barkley)とミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)にもゴールが生まれた。

 アーセナル(Arsenal)は1-1で迎えたPK戦を4-3で制し、アンジェSCO(Angers SCO)に勝利。アーセナルはこの試合で先制を許したが、後半開始直後にリース・ネルソン(Reiss Nelson)が同点弾をマークした。(c)AFP