【7月30日 AFP】米歌手ケイティ・ペリー(Katy Perry)が、2013年リリースのヒット曲「ダークホース(Dark Horse)」は盗作だとして訴えられていた裁判で、米ロサンゼルスの連邦裁判所の陪審団は29日、原告の主張を認め、著作権侵害があったと判断した。

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 訴えていたのはラップシンガーのフレーム(Flame、本名 マーカス・グレイ Marcus Gray)。9人からなる陪審員は、ペリーの楽曲とフレームが作曲したクリスチャン・ラップ(キリスト教の信仰をテーマにしたラップ)「ジョイフル・ノイズ(Joyful Noise)」は類似しており、著作権侵害に当たると判断した。

 1週間にわたって行われた裁判では、ペリー自身も証言台に立ち、「ダークホース」は共同制作者が持ってきた楽器演奏だけの幾つかの短いサンプルから着想を得たオリジナル曲であり、当時「ジョイフル・ノイズ」は聞いたこともなかったと述べた。

 ペリーの弁護団は、この2つの曲のベースとなるリズムは「ありふれたもの」であり、著作権を主張することはできないと述べた。

 一方、原告側の弁護団は、16秒間の楽器演奏のパートを提示し、被告は「ジョイフル・ノイズ」の「重要な部分をコピーした」と主張した。

 この裁判では、法廷のスピーカーに不具合が起きたとき、ペリーが証言台から歌を披露することを提案し、法廷に笑い声が上がる一幕もあった。

「ダークホース」は2015年の米ナショナルフットボール(NFL)の王者を決めるスーパーボウル(Super Bowl)でも披露された。一方、「ジョイフル・ノイズ」はユーチューブ(YouTube)で300万回以上再生されている。(c)AFP