【7月30日 CNS】中国バスケットボール協会(Chinese Basketball Association)の姚明(Yao Ming、ヤオ・ミン)主席一行は25日、南開大学(Nankai University)開校100周年を記念した「張伯苓体育思想サミットフォーラム~体育を通じて人を育てる」に出席するため天津(Tianjin)を訪れ、天津市体育局と「中国バスケットボール博物館の設立に関する協力意向書」に署名した。

 中国初の室内バスケットボール施設があった天津市南開区東馬路94号に、中国バスケットボール博物館とバスケットボールの殿堂を建設する。2021年をめどに完成し、一般公開する予定。

 天津は中国バスケットボールの発祥地。1895年に新しいスポーツとしてバスケットボールが天津から中国全土に広がり、1914年には天津に中国初の室内バスケットボール施設が建てられた。

「中国バスケットボールの父」と呼ばれる董守義(Dong Shouyi)氏は、天津南開学校の体育コーチだった。有名なバスケットボールチーム「南開五虎」の監督を務めたほか、『最新バスケットボール技術』という中国初の専門書も執筆している。(c)CNS/JCM/AFPBB News