パリで史上最高の42.6度観測 欧州の熱波ピーク迎える
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【7月25日 AFP】(更新)熱波に見舞われているフランスの首都パリで25日、観測史上最高となる気温42.6度が記録された。同日にはさらに欧州各国で最高気温記録が塗り替えられ、公衆衛生上の懸念や、鉄道旅客輸送の混乱が生じている。
パリでのこれまでの最高気温記録は1947年7月に観測された40.4度で、70年超ぶりの記録更新となった。欧州の数か国では線路の損傷を防ぐため減速運転の措置が取られた。26日には降雨や雷雨が予想されており、熱波は和らぐ見通し。
オランダでは前日、1944年に観測された過去最高気温の記録が破られていたが、25日にはそれをさらに上回る40.4度を観測。ドイツでも同日、西部リンゲン(Lingen)で41.5度を観測し、前日に続き過去最高気温の記録を更新した。
またベルギー北東部のクライネブローゲル(Kleine-Brogel)基地でも、新たな国内最高気温となる40.6度が観測された。英国ではヒースロー空港(Heathrow Airport)で7月の過去最高気温記録となる36.9度を観測したが、国内最高記録の38.5度は破られなかった。(c)AFP