【7月25日 CNS】中国・広東省(Guangdong)人民検察院は19日、ツバメの巣密輸事件で容疑者13人を逮捕し、密輸品は市価で総額40億元(約629億円)に上ることを明らかにした。脱税額は8億元(約126億円)に達したという。

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 中国・税関総署密輸取り締まり局は4月、南寧(Nanning)、憑祥(Pingxiang)、汕頭(Shantou)などの地域で、「1901号」と名付けたツバメの巣密輸の集中取り締まりを同時展開、広西、広東、福建などで8つの密輸組織を含むツバメの巣密輸犯罪網を摘発した。

 汕頭市検察院は、事件の初期段階から捜査に参加。当初、中国国内の買い主と海外の売り主合計9人の動きについては明らかだったが、国境を越えて中国国内に入る部分の状況が見えていなかった。そこで、中越国境でどのように密輸入しているかが捜査の重点となった。まもなく、通関段階の容疑者4人を逮捕したことで、事件の流れが全て明らかとなった。

 取り調べによると、2018年1月以降、商品の買い付けと持ち込みを行うグループが中国国内の買い主の委託を受け、インドネシアやマレーシアなどで大量のツバメの巣を買い付け、ベトナムに空輸、さらに広西の憑祥や南寧などに密輸入し、宅配便で国内の買い主に郵送するなどして暴利を得ていた。同密輸組織が、2018年10月20日から現在に至るまで密輸入したツバメの巣は350トン、市価で40億元相当、脱税額は8億元に達するとしている。

 同事件の詳細は、取り調べ中だ。(c)CNS/JCM/AFPBB News