【7月21日 AFP】参院選は21日、投票日を迎え、全国の投票所で午前7時に投票が始まった。世論調査によると、安倍晋三(Shinzo Abe)首相率いる自由民主党と公明党の連立与党が多数を維持するとみられる。

 明治大学(Meiji University)の西川伸一(Shinichi Nishikawa)教授(政治学)はAFPに対し、安倍氏の強さは野党がしっかりしておらず、有力なライバルの不在による消極的な支持によるものだと語り、憲法改正に前向きな勢力が3分の2以上の議席を確保できるかが焦点だと述べた。

 世論調査の専門家らは、投票率が通例を下回り、50%に達しない可能性もあるとしている。投票は午後8時に締め切られる。(c)AFP/Shingo ITO