【7月23日 CNS】中国・江蘇省(Jiangsu)揚州市(Yangzhou)の国家電網(State Grid)揚州供電公司で15日午後、半年の試用期間を経て、中国初の人工知能(AI)指令員「アイちゃん」が同社供電サービス指揮センターで業務を開始した。

「アイちゃん」は音声識別、対話管理、同時通信、画像識別などの基礎能力を備え、電力供給網の補修人員に代わって、電力供給設備の異常を自動的に検知。故障を発見した後は、人工知能の即断により補修指令を出し、業務効率を90%改善することができる。

「アイちゃん」の「誕生」は、AI技術を活用する革新的な実践だ。社内の業務効率を改善するだけでなく、顧客満足度を高めることもできるとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News