【7月19日 CNS】中国・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)柳州市(Liuzhou)の広西脳科病院で13日、もうすぐパパになる男性たちが「妊娠の痛み」を体験するコンテストが行われ、21組の家族が参加した。

 男性たちは、痛みを体験できる機械を取り付けてコンテストに挑戦。痛みのレベルが高くなるにつれ、大声で叫んだり、額に大粒の汗を流したりした。何人かはけいれんを起こして足を蹴り続け、その表情はまるで絵文字の顔やスマートフォンの「顔スタンプ」のようだった。

 痛み体験機は最高で12レベルまであり、「棒で殴られる」のと同じ痛みのレベル7で、ほとんどの参加者がギブアップ。その中でも、2人の男性だけがレベル12まで頑張った。

 病院がこのイベントを開催した狙いは、もうすぐ父親になる男性たちが出産のつらさを経験し、妻に対してもっと愛情と理解を示すようになること。当の妻たちは夫たちの表情を見て、笑いながら携帯電話で撮影していた。(c)CNS/JCM/AFPBB News