【7月13日 AFP】男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は12日、自身と女子のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)がともに今週末のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)決勝でタイトル獲得を目指すことについて、「奇妙」な気分だと明かした。

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 37歳のフェデラーは、同日の男子シングルス準決勝で往年のライバルであるラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を7-6(7-3)、1-6、6-3、6-4で退け、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)で自身12回目の決勝進出を決めた。

 14日の決勝では世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦し、キャリア9回目のウィンブルドン制覇と、自身が持つ男子歴代1位の四大大会(グランドスラム)優勝回数を21に更新することを目指す。

 16年前の2003年大会では、男子シングルスでフェデラーがマーク・フィリプーシス(Mark Philippoussis、オーストラリア)を破り、ウィンブルドン初制覇を達成。女子シングルスでは、セレーナが姉のヴィーナス(Venus Williams)を下して大会連覇を果たした。

 セレーナは今大会の決勝でシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と対戦し、自身8度目のウィンブルドン制覇とメジャー最多タイの通算24回目の優勝を目指す。

 男子では史上3番目の年長記録でグランドスラムのファイナリストとなったフェデラーは、「そうだね、確かに少し異例のことだし、奇妙な気分だ」とすると、「いつか誰かにも成し遂げてほしい。初めてのファイナルから、長い期間を経て再びその舞台に立つことを」と語った。

「自分たちにとって特別なのは間違いない。セレーナの方が先に飛躍を遂げて、自分より早くツアーで頭角を現した。だから、今回成し遂げた彼女は本当にすごい」「自分としては予想もしていなかったことだ。2003年のタイトル獲得は現実とは思えなかったから、再びファイナルに戻ってこられてうれしい。自分にとっては大きな意味がある」

 フェデラーとジョコビッチは、通算戦績ではジョコビッチが25勝22敗とリードしており、ウィンブルドンでの直接対決でも2勝1敗で上回っている。同大会初対決となった2012年の準決勝はフェデラーが制しているが、2014年と15年の決勝ではジョコビッチがいずれも勝利を収めた。

 グランドスラムでの戦績もジョコビッチが9勝6敗でフェデラーをリードしている。しかしながら、フェデラーは自身がメジャー21勝目を目指し、ジョコビッチが同16勝目を狙っている大一番について、あまり意識しすぎないようにしていると強調している。(c)AFP/Dave JAMES