【7月10日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は9日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第19シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)は6-7(5-7)、1-6のストレートでバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova、チェコ)に敗れた。凡ミス34本を犯しての悔しい敗退に、試合後には記者の質問にいら立つ一幕もあった。

 試合後の会見で、ある記者から、勝負を分けるポイントでのプレーがふがいなかったと思うかと問われたコンタは、「それはあなたのテニスのプロとしての意見?」と聞き返し、個人的な意見ではあるがデータに基づいたものだとさらに突っ込まれると、次のように言い返した。

「そんなきつい言い方をすることはないと思う」「私はあなたたちに、すごくオープンに接してきたと思っている。コートで感じたことをそのまま話している。その答えを受け入れたくないとか、納得できないとかいうなら、それは別に構わない」

「だけど私は自分のテニスを信じている。あなたの質問に対して言えることはそれくらいしかない」

 それでも記者が食い下がり、もっと上まで勝ち上がって四大大会(グランドスラム)を制覇するにはミスを減らす必要があるはずだと話すと、コンタは次第にいら立っていった。

「偉そうな言い方はやめてもらえますか」「そういう聞き方は失礼だし、上から目線に思える」「私はプロのテニス選手で、きょうも自分のベストを尽くした。質問に何か言えることがあるとすれば、それがすべて」 (c)AFP/Pirate IRWIN