【7月9日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は8日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第21シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)はフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)に7-6(11-9)、2-6、6-3、6-4で勝利し、準々決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦することになった。

 四大大会(グランドスラム)ではベスト8が最高成績となっているゴフィンは、これがウィンブルドンで自身初、通算でも3度目の準々決勝進出。ウィンブルドンで8強入りした男子のベルギー人選手はゴフィンが5人目で、1924年以降では他にザビエル・マリッセ(Xavier Malisse)しかいない。

 また、第23シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)は第28シードのブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)を6-3、7-5、6-2で下し、こちらも自身初の大会8強入りを果たした。

 1月に行われた全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2019)でも準々決勝に進んだバウティスタ・アグトは、これでペールとの対戦成績を7戦全勝とした。

 第26シードのギド・ペラ(Guido Pella、アルゼンチン)は、第15シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を相手に3-6、4-6、6-3、7-6(7-3)、8-6で逆転勝利を収めた。

 ペラはこの試合、2016年大会で決勝に進出したラオニッチに33本のサービスエースを許し、80本のウイナーを決められながらも、4度目のマッチポイントで勝負を決め、この大会初となる8強入りを果たした。

 29歳のペラは10日、準決勝の座を懸けバウティスタ・アグトと対戦する。(c)AFP