【7月5日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は4日、女子シングルス2回戦が行われ、前年女王で大会第5シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は、ラッキールーザーのローレン・デイヴィス(Lauren Davis、米国)に6-2、2-6、1-6で敗れた。

 ネーチャーバレー国際(Nature Valley International 2019)で決勝に進むなど、好調のまま今大会を迎えた31歳のケルバーは、同じく2回戦で敗退になった2013年以降では、最も早いラウンドで姿を消すことになった。

 対するデイヴィスは3回戦進出というウィンブルドンでも自己最高成績に並び、次戦は第30シードのカルラ・スアレス・ナバロ(Carla Suarez Navarro、スペイン)と16強入りを懸けて戦うことになった。

 デイヴィスは「この勝利はとても重要。このためにテニスをしているようなもの」とコメントした。「少し緊張してしまい、第1セットでは滑って脚を痛めてしまった」「勝つことができとてもうれしい。夢のよう」

 脚と肩にテーピングをして試合に臨んだデイヴィスは、今年の初めには世界ランキングで200番台につけていたが、現在はトップ100入りしている。(c)AFP