【7月4日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は3日、女子シングルス2回戦が行われ、1回戦で通算5度の大会制覇を誇るヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を破る番狂わせを演じた15歳のコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)が6-3、6-3でマグダレナ・リバリコワ(Magdalena Rybarikova、スロバキア)を下し、3回戦に駒を進めた。

 世界ランク313位のガウフは、試合を通して初めて屋根が閉じられた1番コートで2017年大会ベスト4のリバリコワに快勝。1991年大会で準決勝まで勝ち進んだジェニファー・カプリアティ(Jennifer Capriati)の後では最年少での3回戦進出となった。

 ガウフは試合後、「誰にでも勝てると思う。試合に勝てると考えなければ、コートに立たない」とコメントした。

 ガウフはその自信通りの快進撃を見せており、予選の3試合を含めた今大会の5試合で1セットも落としておらず、本戦で許したブレークは一つで、アンフォーストエラーはわずか18本となっている。5日に行われる3回戦では、世界ランク60位のポロナ・ヘルツォグ(Polona Hercog、スロベニア)と対戦する。(c)AFP/Dave JAMES