【7月4日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は3日、女子シングルス2回戦が行われ、ロシアのマルガリータ・ガスパリアン(Margarita Gasparyan)は大会第8シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)にあと2ポイントで勝利というところまで迫ったが、負傷により途中棄権を余儀なくされた。

 世界ランク62位のガスパリアンは、第1セットを7-5で先取し、続く第2セットも5-4でリードしていたが、けいれんを起こしてコートに崩れ落ちた。キャリアを通じて膝の手術を3度受けているガスパリアンは、果敢に試合続行を目指したものの、最後は棄権せざるを得なかった。

 対戦相手のスビトリーナは、「少しショックを受けている。あのような形で相手がけがをして勝利するのは気分がいいものではない。彼女としては本当に不運だった」と気遣った。スビトリーナは3回戦でマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)と対戦する。(c)AFP/Dave JAMES