警視庁、「イスラム国」参加企てた疑いで2人書類送検 同容疑初の適用
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【7月4日 AFP】警視庁は3日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘員になろうとしてシリア渡航を企てたとして私戦予備容疑で2人を書類送検した。日本での同容疑の適用は初めて。
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警視庁は2人が起訴される可能性も示唆した。
警視庁によると他に3人が書類送検されたが、3人の詳細は明らかにされていない。
日本のメディアによれば、書類送検されたうちの1人の元学生(31)は、2014年にシリアへの渡航を計画。警察の聴取で、戦闘員として働くためIS参加を望んでいたと述べている。
フリージャーナリストの常岡浩介(Kosuke Tsuneoka)氏とイスラム法学者の中田考(Ko Nakata)氏も書類送検された。元学生はシリアへの渡航について中田氏に相談していたとみられる。(c)AFP