【7月3日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は2日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、ロイド・ハリス(Lloyd Harris、南アフリカ)に3-6、6-1、6-2、6-2で勝利し、2回戦進出を決めた。

 四大大会(グランドスラム)における最年長優勝を目指す37歳のフェデラーは、初出場となった世界ランキング86位のハリスを相手に第1セットを落としながらも、ウィンブルドンで17年連続となる初戦突破を果たした。

 対するハリスは左ふくらはぎを痛めて治療が必要になり、勢いをそがれることになった。

 ウィンブルドンで8度の優勝を誇るフェデラーは「序盤は苦しんだ。脚が動かず、狙ったところにボールを打てなかった」と語った。「彼がハードヒットしてきたこともあり、速い流れで試合が進んだ。第2セットの中盤までは神経質になっていた」「だから努力を強いられたし、ロイドは良い試合をした」

 ウィンブルドンでの通算勝利数を96にまで伸ばしたフェデラーは、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)のジェイ・クラーク(Jay Clarke、英国)と対戦する。(c)AFP