【7月3日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は2日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第5シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)が7-6(7-4)、6-7(1-7)、3-6、0-6でサム・クエリー(Sam Querrey、米国)に敗れた。

 25歳のティエムは全仏オープンテニス(French Open)で2年連続のファイナリストになっているが、グラス(芝)コートはあまり得意としておらず、ウィンブルドンでの最高成績は2017年のベスト16となっている。

 この日はクエリーのサーブアンドボレーに苦しめられたティエムは「(芝では)まだ簡単にできないことがある」「去年と今年で合わせて4試合しかグラスコートではプレーしていないし、それは十分とは言えない」「クレーコートシーズンでかなり消耗してしまうんだ」と話した。

 前日には第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と第7シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)も敗れており、この日も再び上位10シードの選手が大会から姿を消すことになった。(c)AFP