マレーがセレーナと夢のペア結成、ウィンブルドンの混合複出場へ
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【7月3日 AFP】けがからの段階的な復帰を目指している男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、女子元世界ランキング1位のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)とのペアでウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)の混合ダブルスに出場することが決まった。マレーのチームが2日に発表した。
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1月にキャリア続行の望みをかけた股関節の手術を受け、徐々に復帰を果たしつつあるマレーは、今回のウィンブルドンにはすでにピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert、フランス)とのペアで男子ダブルスにエントリーしており、混合ダブルスもパートナーを探していたが、何人もの選手から断られたと嘆いていた。
しかし3日に行われる混合ダブルスの組み合わせ発表を前に、夢のペア結成が決まった。シングルスでウィンブルドン優勝2回のマレーと同7回のセレーナがタッグを組むということで、二人は一躍大会の優勝候補に躍り出ている。
セレーナは、自身と同様に世界ランキング1位を奪取したこともあるマレーについて、「コートでの私たちは似ている部分がたくさんある。彼のテニスはずっと前から好きだった」とコメントしている。
「テニスに対してすごく真面目で、体調管理などの部分は以前から尊敬していた」「男子テニスに偉大な選手がたくさんいる群雄割拠の時代に、あれだけの実績を残して上に立つのは誰にでもできることではない。実際に有数の選手だし、称賛すべき点は多くある」
「何より飛びぬけているのは、女性の問題について本気で声を上げていること。本当に強い女性がそばにいる証しだと思う。何よりもそこが素晴らしい」 (c)AFP