【6月23日 AFP】2週間前に母国ドミニカ共和国で銃撃された、元米大リーグ(MLB)、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)のデビッド・オーティス(David Ortiz)氏が集中治療室(ICU)から出たと、22日に同氏の妻ティファニー(Tiffany Ortiz)さんが明かした。

 ティファニーさんはレッドソックスを通じて「デビッドがマサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)の集中治療室から出ました。健康な状態のままで、医師の下で回復を図り続けています」とコメントした。

 9日にドミニカ共和国の首都サントドミンゴにあるナイトクラブで銃撃されたオーティス氏は、地元の病院で治療を受け、さらなる手術のために救急航空機で米国に搬送されていた。

 ドミニカ共和国当局によれば、オーティス氏は人違いで銃撃を受けた。同国検察は、オーティス氏の友人で実業家のシクスト・ダビド・フェルナンデス(Sixto David Fernandez)氏がその標的だったとしている。(c)AFP