【6月22日 AFP】かんしゃく持ちで知られる男子テニスのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が21日、フィーバーツリー選手権(Fever-Tree Championships 2019)の2試合で見せた問題行為により、1万7500ドル(約188万円)の罰金を科された。

 先月のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2019)でも椅子をコートに投げ入れるなどして失格となった24歳のキリオスは、20日に行われたロベルト・カルバレス・バエナ(Roberto Carballes Baena、スペイン)との1回戦で、ラインコールに納得できずに「試合を不正操作している」と線審を攻撃した。

 その後、コートを去るそぶりを見せながら試合を再開して勝利を収めたものの、主審のファーガス・マーフィー(Fergus Murphy)氏の帽子をからかったり、自分の試合に興味をなくしたかのようにフェンス越しに他の試合をのぞき込んだりする場面があった。

 キリオスはさらに、同日臨んだフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)との2回戦でも態度を落ち着かせることはなく、18歳の対戦相手が第3セットを7-5で制して勝利を収めた後、観客席に向かってラケットを放り投げた。

 男子プロテニス協会(ATP)のスーパーバイザーは、キリオスに対して1回戦におけるスポーツマンらしからぬ行為により罰金7500ドル(約80万円)と、2回戦における問題行為で罰金1万ドル(約107万円)を科す必要があると判断した。

 試合後の記者会見でも、キリオスは間違ったコールをした審判に何の処分も下さないのは二重基準だとATPを批判した。(c)AFP