【6月21日 AFP】米政府は20日、ペルシャ湾(Persian Gulf)とオマーン湾(Gulf of Oman)のイラン管制空域での米民間機の運航を、「追って通知があるまで」禁止すると発表した。米軍の無人機がイランに撃墜されたことを受けての措置。

 米連邦航空局(FAA)は、飛行制限の理由について「当該地域で軍事活動が活発化し、政治的緊張が高まったことで、米民間航空事業に想定外のリスクが生じている。判断ミスや誤認が起きるおそれがある」と説明。「米民間航空機に対するリスクは、米無人機がイランの地対空ミサイルによって撃墜されたことで浮き彫りになった」と述べている。(c)AFP