カメルーンが後半AT弾で女子W杯16強入り、次戦はイングランドと
発信地:ランス/フランス
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【6月21日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は20日、グループEの試合が行われ、カメルーンは試合終了間際にアジャラ・ヌシュット(Ajara Nchout)が劇的な勝ち越しゴールを決めてニュージーランドに2-1で勝利し、3位で決勝トーナメント進出を果たした。
1-1で迎えた終盤、ヌシュットは切り返しからカーブのかかった華麗なシュートをネットに突き刺し、指定された後半アディショナルタイム5分まであと10秒という場面でカメルーンが勝ち越しに成功した。
ノルウェーのクラブチームでプレーするヌシュットは57分、肩でボールをコントロールするとシュートを流し込み、カメルーンに先制点をもたらした。
しかしカメルーンは80分、オレール・オウォナ(Aurelle Awona)がケイティ・ボーウェン(Katie Bowen)のクロスを蹴り損なうとこれがオウンゴールとなり、両チームともそろって敗退するかに思われた。
それでも、試合終了間際の勝ち越しゴールによってカメルーンの3位での決勝トーナメント進出が決定し、ニュージーランドは3戦全敗で大会を去ることになった。
勝ち上がりが決まったカメルーンは、決勝トーナメント1回戦でイングランドと対戦する。(c)AFP