【6月21日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は20日、グループFの試合が行われ、米国はリンゼー・ホラン(Lindsey Horan)の得点などでスウェーデンに2-0で勝利し、グループステージ3連勝で1位通過を果たした。

 3試合で18ゴールを挙げ、1995年にノルウェーが樹立したグループステージの最多得点記録を更新した米国は24日、決勝トーナメント1回戦でスペインと対戦することになった。

 3連覇を目指す米国は3分、ホランがゴール前でボールを押し込み先制に成功。50分にはトビン・ヒース(Tobin Heath)のシュートがヨンナ・アンデション(Jonna Andersson)に当たってコースが変わりネットに吸い込まれ、勝利を確実なものにした。

 一方、5-1で勝利した前節のタイ戦から先発メンバーを7人変更し、この日4人がW杯デビューを果たしたスウェーデンは、米国のゴールをほとんど脅かせなかった。

 しかし、2位通過により次のラウンドでカナダと対戦することになったスウェーデンは、この先に開催国のフランスやイングランド、ノルウェーといった相手と顔を合わせる可能性がある米国よりも楽なトーナメントの山に入った。

 スウェーデンが入った山にいる真の強豪国はドイツだけで、両チームは準々決勝で対戦する可能性がある。(c)AFP