大坂なおみ、苦手の芝初戦は辛勝発進 ネーチャーバレー・クラシック
このニュースをシェア
【6月19日 AFP】女子テニス、ネーチャーバレー・クラシック(Nature Valley Classic 2019)は18日、シングルス1回戦が行われ、大会第1シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-1、4-6、6-3でマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)に辛勝し、2回戦へ駒を進めた。
大会開幕前の記者会見で、まだ芝には慣れていないと明かしていた大坂だったが、3回戦で敗れた全仏オープンテニス(French Open 2019)以来となる実戦となったこの日は、サッカリのサービスを第1セットだけで3度破る最高のスタートを切った。
第2セットでは世界ランキング33位のサッカリに逆襲を食らい、勝負を最終セットに持ち込まれたが、第5ゲームで5本のブレークポイントをしのいで3-2と先行すると、直後のゲームでこのセットで唯一のブレークを奪い、勝利を手にした。
今グラスコートシーズンの初戦を白星で飾った世界ランク1位の大坂は次戦、ハリエット・ダート(Harriet Dart、英国)に6-1、6-4で快勝したユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)と顔を合わせる。
同日に行われた試合では、元全仏女王のエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)がイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を6-0、6-2で下し、第7シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)との2回戦へ駒を進めた。
また前日に勝利していた第3シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は次戦、この日行われた試合でビクトリア・トモバ(Viktoriya Tomova、ブルガリア)を6-3、6-4で退けた双子の姉妹のクリスティナ・プリスコバ (Kristyna Pliskova、チェコ)と対戦することが決まった。(c)AFP