【6月16日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は15日、グループEの試合が行われ、カナダが2-0でニュージーランドを下して決勝トーナメント進出を決めた。一方のニュージーランドは敗退の崖っぷちに立たされている。

 カナダが初戦のカメルーン戦に1-0で勝利した一方、ニュージーランドはオランダ相手に奮闘したものの土壇場の失点で0-1の敗戦を喫して迎えた一戦は、初戦と同様にカナダが相手を圧倒。ニュージーランドにシュート22本を浴びせ、そのうち11本を枠内に飛ばした。

 その中でカナダは48分、それまでもチャンスをつくりだしていた左サイドのニシェル・プリンス(Nichelle Prince)を起点にジェシー・フレミング(Jessie Fleming)が先制点を決めると、78分には味方のシュートのこぼれ球からプリンスが追加点を押し込んだ。

 勝利したカナダは20日、同じく連勝で勝ち点を6に伸ばし、16強入りを決めたオランダとグループ首位突破を懸けてランス(Reims)で対戦する。

 一方のニュージーランドは、同日にモンペリエ(Montpellier)でカメルーンと対戦。キックオフ時点で状況が変わっていることも考えられるが、現時点では、勝利した方にはグループ3位の成績上位4チームに入り、決勝トーナメントに進出できる可能性がある。(c)AFP