【6月14日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は13日、グループBの試合が行われ、中国が1-0で南アフリカに勝利した。この結果同組のドイツ、そしてグループAの開催国フランスの決勝トーナメント進出が確定した。

 中国は40分、大会初戦のドイツ戦で先発から外れていたもののこの日スタメンに入った李影(Ling Yi、イー・リン)が、クロスボールに合わせてこの試合唯一の得点を決めた。

 中国の賈秀全(Xiuquan Jia、カ・シュウゼン)監督は「この勝利は選手全員のもの。まだ戦いは続いていく。この大会にできる限り長く居続けたい」と語った。

 過去2大会で優勝を誇るドイツは、12日にスペインに1-0で勝利し、初戦の中国戦に続いて2連勝を飾って勝ち点を6に伸ばした。グループ最終戦で直接対決を控えるスペインと中国が勝ち点3で並んでいるため、ドイツは組2位に入ることが確定した。

 またグループAのフランスは、少なくとも組3位チーム内の成績上位チームになることが決定し、16強入りが決まった。

 今大会が初出場となった南アフリカは、いまだに勝ち点を手にはできていないものの、6グループ中4グループの3位チームが決勝トーナメントに進出できるため、現時点で敗退は決まっていない。(c)AFP