【6月10日 AFP】米大リーグ(MLB)のボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)で3度のワールドシリーズ王者に輝いたデビッド・オーティス(David Ortiz)氏が9日、故郷ドミニカ共和国の歓楽街で銃撃されたと、米メディアが報じた。

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 オーティス氏の父レオ(Leo Ortiz)さんは米スポーツ専門チャンネルESPNに対し、「デビッドは負傷した。医療施設に連れて行かれたが、彼の容体や搬送先がどこなのかは知らされていない」とコメントしている。

 ドミニカ共和国のテレビ局CDN 37は、1人が逮捕され、オーティス氏がサントドミンゴ近郊の病院に運ばれたと報じている。また、レッドソックスの公式ホームページ上の記事によると、43歳のオーティス氏は強盗に襲われた際に外傷を負ったとされている。

 オーティス氏は2004年、ア・リーグの優勝決定シリーズでMVPに輝くと、球団の86年ぶりとなるワールドシリーズ制覇に貢献。さらに07年と13年にもワールドチャンピオンに輝いた。

 主に指名打者(DH)としてプレーしたオーティス氏はメジャー通算2408試合に出場し、541本塁打、1768打点を記録している。(c)AFP