【6月9日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は8日、グループAの試合が行われ、ノルウェーが前半の20分間に全得点を重ね、3-0でナイジェリアに快勝した。

 1995年大会女王のノルウェーは、女子のバロンドール(Ballon d'Or)受賞者でFWのアーダ・ヘーゲルベルグ(Ada Hegerberg)が招集拒否で欠場する中、何事もなく白星を飾った。

 17分にグロ・レイテン(Guro Reiten)が相手選手に当てながらもシュートを蹴り込むと、34分にはリサマリー・ユトラン(Lisa-Marie Utland)が強烈なシュートをたたき込んでリードを広げた。その3分後にクロスボールからナイジェリアのオウンゴールを誘発し、ノルウェーはハーフタイムを前に試合の主導権を握った。

 この勝利でノルウェーは、前日の開幕戦で勝利したフランスに勝ち点で並んでいる。

 ノルウェーのマーティン・シューグレン(Martin Sjogren)監督は「フランス戦では、われわれのスタイルは全く異なるものになるだろう。(ナイジェリア戦では)試合を通じて上手を取っていたが、フランス戦ではかなり違った展開になる」とコメントした。(c)AFP