【6月6日 AFP】7日に行われる全仏オープンテニス(French Open 2019)男子シングルス準決勝では、スイスのロジャー・フェデラー(Roger Federer)が、通算11度の大会制覇を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に全仏で土をつけた3人目の選手になるべく、「不可能なミッション」に挑む。2005年の初出場以来、ナダルは全仏93試合で2敗しかしていない。

【写真特集】フェデラーとナダル ― 唯一無二のライバル関係

 10年前の2009年大会では、ロビン・ソデルリング(Robin Soderling、スウェーデン)がウイナーを連発し、ナダルの全仏での連勝を31で止めた。

 しかし、この大会のナダルは本調子からは遠く、1年前にフェデラーとの決勝を制してディフェンディングチャンピオンとして迎える予定だったウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)の出場を断念している。

 それでも翌2010年の全仏決勝では、ナダルがソデルリングにリベンジを果たして通算5度目の栄冠に輝いた。

 この年から全仏5連覇を果たしたナダルだったが、2015年大会の準々決勝ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)にまさかのストレート負けを喫した。2016年大会は手首を痛めて3回戦で棄権を余儀なくされているが、このジョコビッチ戦が全仏で喫した最後の黒星となっている。

 一方、2015年以来の全仏出場となっているフェデラーは、パリではナダルと5度対戦して一度も勝てていない。全仏での両者の対戦は、ナダルが3-1で勝利した2011年の決勝以来となる。

 通算戦績はナダルの23勝15敗で、クレーでは13勝2敗と圧倒している。またクレーでの最後の対戦は2013年のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2013)決勝で、フェデラーは4ゲームしか取れずに敗れた。

 なお、フェデラーがクレーでナダルに勝利したのは2009年のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2009)決勝が最後となっている。この試合でフェデラーは、ボールスピードが速くなるという高地の会場の特性を生かし、完璧にゲームプランを実行して勝利を手にした。