【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2019)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第10シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-3、6-2で奈良くるみ(Kurumi Nara)を下し、3回戦進出を決めた。

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 奈良に快勝して通算24回目の四大大会(グランドスラム)制覇に向けて歩みを進めたセレーナだが、ここ最近の負傷を受けて「すべて厳しく感じている」と語った。

 今年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)準々決勝でカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)に敗れてから、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)に向かうまで、セレーナはわずか4試合しか戦っていない。

 セレーナは「オーストラリアで足首をひねってから、タフな一年になっている。あの後は本当につらいものだった。間違いなくすべてが普段よりも少し厳しいと感じている。でもそれと同時に、良くなっていくことも分かっている」とコメントしている。

 セレーナは16強入りを懸けて、相手選手の棄権で勝ち上がった同胞のソフィア・ケニン(Sofia Kenin)と3回戦で対戦する。

 セレーナは準々決勝まで勝ち上がれば、昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)決勝で敗れた第1シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)と対戦する可能性がある。大坂はこの日、元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)からフルセットで勝利を収めて3回戦に駒を進めている。(c)AFP/Jed Court