【6月3日 東方新報】日本で昨年11月30日に公開されたアニメ映画『機動戦士ガンダムNT(Mobile Suit Gundam NT)』の中国版ポスターが、このほど発表された。中国国際放送局(CRI)が報じた。

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 中国タイトルは『機動戦士高達NT』で、公開日は未定となっている。日本でのテレビ放送開始から今年で40年を迎えたガンダムシリーズは、中国で一般公開が実現すれば初めてとなり、ファンの間で大きく注目されている。

 一方、2001年7月20日に日本で公開され、日本歴代1位の300億円の興行収入をたたき出したスタジオジブリ作品の最高峰『千と千尋の神隠し(Spirited Away)』は、6月21日に中国で一般公開されることが決定した。中国タイトルは『千与千尋』で、ジブリ作品の中国での一般公開は、昨年12月14日の『となりのトトロ(My Neighbor Totoro、中国題:龍猫)』に続く2作目。日本で封切りされた18年前、中国での一般公開はできなかったが、第52回ベルリン国際映画祭(Berlin International Film Festival)でアニメーション作品として初の金熊賞(Golden Bear)に輝き、第75回アカデミー賞(Academy Awards)では長編アニメーション賞を受賞するなど、中華圏でも話題沸騰の作品となっていた。

 歌手の木村弓(Yumi Kimura)さんが歌う主題歌の「いつも何度でも」も、中華圏でおなじみのメロディーとなっている。(c)東方新報/AFPBB News