【5月27日 AFP】ベネズエラの野党指導者フアン・グアイド(Juan Guaido)氏は26日、北西部ララ(Lara)州の州都バルキシメト(Barquisimeto)で支持者に向けて演説し、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領側との直接協議のためノルウェーに代表団を派遣するという自身の決定を擁護した。

 ノルウェー政府はマドゥロ政権と野党側の協議を仲介している。グアイド氏は25日、マドゥロ政権側と初の直接協議を今週行うため、代表団をノルウェーのオスロに派遣すると表明していた。

 過去数か月にわたってマドゥロ大統領の退陣を求めて街頭で反政府デモを繰り返してきた野党勢力は政権との協議に後ろ向きだったため、グアイド氏はこれまで政権との協議に慎重な姿勢を示していた。(c)AFP