【5月20日 AFP】フランス海軍の戦闘機7機が18日、悪天候によりインドネシア最北端のアチェ(Aceh)州に緊急着陸を余儀なくされたが、全機無事だった。インドネシア空軍関係者が19日、明らかにした。

 緊急着陸したのは、ダッソー・ラファール(Dassault Rafale)7機。最も近い場所にあった、スマトラ(Sumatra)島北部の同州アチェベサール(Aceh Besar)にあるスルタン・イスカンダル・ムダ(Sultan Iskandar Muda)空軍基地へと針路を変更した。

 アチェ空軍基地のヘンドロ・アリフ(Hendro Arief)基地長によると、7機が離陸したのは、同島の排他的経済水域から西に100カイリ離れたインド洋上の仏海軍原子力空母「シャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)」からだったという。

 7機のうち5機は19日に空母に戻り、残る2機は同基地にとどまった。(c)AFP