【5月17日 AFP】英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)前外相は16日、テリーザ・メイ(Theresa May)首相が6月初旬に退任時期を発表することを約束したとの報道を受け、自身が首相就任を目指す考えを示した。

 ジョンソン氏は英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)運動を主導した人物で、前ロンドン市長でもある。英BBC放送とスカイニュース(Sky News)によると、同氏はイングランド北西部マンチェスターでの催しに出席した際、「もちろん挑戦する」と述べた。

 メイ首相はこれまで、EU離脱の最初の段階に道筋がつけば辞任すると明言してきたが、離脱の延期が重なる中で先行きは不透明な状態にある。首相は16日、与党・保守党の重鎮らと行った会合で、辞任計画の詳細を即座に示すよう求める声に抵抗した。

 だが、同党の議員グループ「1922年委員会(1922 Committee)」のグラハム・ブレイティ(Graham Brady)委員長は、首相は6月3日に始まる週に自身がまとめたブレグジット協定案の採決が行われた後、保守党党首選挙の日程を話し合うことで一致したと明らかにした。

 ジョンソン氏は、ブレグジットの是非を問う2016年の国民投票後に行われた党首選には出馬せず、メイ氏が党首に選出された。ジョンソン氏は長らく首相候補とみられているが、最近は表舞台から遠ざかっていた。

 同氏は昨年、ブレグジットの方針をめぐってメイ政権に反対して外相を辞任。昨年11月にメイ氏がEU諸国と合意した離脱案を声高に批判している。(c)AFP