【5月12日 AFP】米大リーグ(MLB)で各球団を転々としてきた投手のエドウィン・ジャクソン(Edwin Jackson)が11日、トレードでオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)からトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)へ移籍した。起用されれば、リーグ新記録となるメジャー14球団目でのプレーとなる。

 35歳のジャクソンは、ブルージェイズ先発のクレイ・バックホルツ(Clay Buchholz)が右肩の炎症で10日に負傷者リスト(IL)入りしたことを受け、金銭トレードで加入。今週にも登板機会がめぐってくるとみられる。

 昨年6月にアスレチックスで試合に出場し、メジャー13球団でプレーした選手として、ドミニカ共和国出身のオクタビオ・ドテル(Octavio Dotel)氏に並んでいたが、ブルージェイズで出場すればそれを上回るメジャー新記録となる。

 ジャクソンのブルージェイズ加入は、実は今回が初めてではなく、2011年7月にシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)から移籍していたが、同日中にセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)へ再トレードに出されていた。

 ジャクソンはメジャー16シーズン目のベテランで、アスレチックスでは昨季17試合に先発して6勝3敗、防御率3.33の成績を残したが、今季はここまで出番がなかった。(c)AFP