シルバーコミッショナーはまた、欧州をモデルにスポーツ賭博の導入も検討している。米最高裁が全州でスポーツ賭博を合法化する判断を下して以降、この動きは加速しており、「欧州の方がわれわれよりも、うまく統制できている」「(全米規模の)枠組みがあった方がいい。透明性、規則、取り締まりが必要だ」と述べた。

 また、NBAのスポーツ賭博で利益を得るビジネスには「高潔な料金」が望ましいとしており、結果の高潔性を保護するためのリーグの取り組みに、新たな側面が加わることを考慮しているという。

 一方でコミッショナーは、今季のNBA選手が平均で年俸800万ドル(約8億8000万円)を稼ぎ、キャリアは平均7年に及んでいることを明かし、高額の給与を得ているオールスター選手についてはキャリアが平均13から14年になることも付け加えた。さらに、「将来に備えておく必要がある」として、リーグが全選手を対象に年金、カウンセリング、健康保険などの各制度を設けていることにも言及した。

 海外に移籍するトップ選手の中には、欧州ではなく中国リーグでスキルアップを求めるケースが増えているといい、シルバーコミッショナーは「欧州よりも給与の高い中国への移籍を選択するトップ選手が増えている」と話し、ギリシャ、イタリア、そしてスペインなどバスケットの欧州リーグは、「経済状況があまりよくない」と述べた。(c)AFP/Jim SLATER