【5月10日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は9日、FWルイス・スアレス(Luis Suarez)が膝の手術を行ったと発表した。これにより、25日に行われるバレンシア(Valencia CF)との国王杯(Copa del Rey 2018-19)決勝の出場は、微妙な状況になった。

 スアレスは7日、リバプール(Liverpool FC)に0-4で敗れた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の準決勝第2戦にフル出場したが、チームは決勝に進むことができなかった。

 しかしバルセロナはこの日、国王杯決勝まで約2週間しかないこのタイミングで、スアレスが手術を必要としていることを明かした。

 バルセロナは発表の中で「スアレスは右膝の半月板を負傷しており、本日関節鏡による手術を行う」と記した。

 スアレスはリーグ戦で、12日に予定されているヘタフェ(Getafe CF)とのホームゲームと、来週末にアウェーで行われるSDエイバル(SD Eibar)との最終節を欠場する見込みとなっている。

 すでにリーグ優勝を決めているバルセロナは、国王杯の決勝でバレンシアを下せば2年連続となる国内2冠が決まるが、仮にそれを達成してもリバプール戦の大敗を埋め合わせるものにはならなそうだ。(c)AFP