【5月6日 AFP】米マーベル・スタジオ(Marvel Studios)製作・ディズニー(Disney)配給の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(Avengers: Endgame)』の世界興行収入が、公開から2週間足らずで約21億9000万ドル(約2430億円)に達し、歴代2位の記録を更新した。エンターテインメント業界の調査会社エグジビター・リレーションズ(Exhibitor Relations)が5日、発表した。

【写真】米ハリウッドに登場したアベンジャーズ最新作の出演者ら

 これは、この週末3日間の北米興収、推定1億4580万ドル(約160億円)を含む数字。中国の興収だけで5億7580万ドル(約640億円)を記録している。

 世界興収1位は『アバター(Avatar)』の約27億9000万ドル(約3090億円)だが、アベンジャーズ最新作はたった11日間で『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(Star Wars: The Force Awakens)』の約20億7000万ドル(約2290億円)や、『タイタニック(Titanic)』の約21億8000万ドル(約2410億円)を上回り、2位に躍り出た。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、ロバート・ダウニー・Jr(Robert Downey Jr.)やクリス・エヴァンス(Chris Evans)、マーク・ラファロ(Mark Ruffalo)、クリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)、スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)、ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)、ジョシュ・ブローリン(Josh Brolin)らスター俳優が総出演する作品。

 映画評論サイト「ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)」での映画評論家の満足度は96%とまれな高さで、ハリウッド(Hollywood)に詳しいアナリストは長期公開作品になると予想している。(c)AFP