【5月6日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は5日、第32節の試合が行われ、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)は1-6でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に敗れた。

 チェルシー(Chelsea)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)準決勝第2戦を数日後に控える中、この敗戦にフランクフルトのアディ・ヒュッター(Adi Huetter)監督は「暗黒の日だ。指導者として最悪の一日だ」と語った。

 リーグ戦ではトップ4を目指し、さらにチェルシーとのヨーロッパリーグ準決勝初戦ではホームで1-1と引き分けているフランクフルトだが、前半だけで全7得点が決まった敵地バイアレーナ(BayArena)での異様な一戦で、がく然となった。

 2分にカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)、13分にユリアン・ブラント(Julian Brandt)のゴールを許したフランクフルトは、14分にフィリップ・コスティッチ(Filip Kostic)が1点を返した。

 しかし、レバークーゼンは36分までにルーカス・アラリオ(Lucas Alario)の2得点とチャルレス・アランギス(Charles Aranguiz)のゴール、マルティン・ヒンテレッガー(Martin Hinteregger)のオウンゴールでスコアを6-1とした。前半45分間だけでの7得点は、ブンデスリーガ記録となっている。

 フランクフルトは4位の座を守ったもののレバークーゼンに勝ち点で並ばれ、8位の1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)との差は3ポイントとなった。

 一方で、シャルケ04(Schalke04)はホームでFCアウクスブルク(FC Augsburg)との一戦を0-0で終え、残留を確定させた。

 3月に降格圏と4ポイント差の状況で就任したシャルケのフーブ・ステフェンス(Huub Stevens)監督は「きょう勝てなかったことはファンにとっては残念だったが、残留が一番肝心だ」と語った。

 この日の結果でシャルケは、今季残り2試合となる中で昇格・降格プレーオフに進む16位につけるVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)との勝ち点差を7に広げた。(c)AFP