【5月13日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2019)は12日、男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が6-3、6-4で第8シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に快勝し、3度目の大会制覇を果たした。

 ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に並んで歴代最多タイとなるマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)通算33勝目を飾った王者ジョコビッチは、今大会で急激に調子を上げられたことが、優勝を狙う全仏オープンテニス(French Open 2019)で命運を分けるかもしれないと話している。

 この日のジョコビッチは、前日の準決勝でナダルを破ったチチパスを圧倒。20歳の新鋭は終了時間が深夜に及んだナダル戦の影響で、明らかに疲れた様子だった。

 四大大会(グランドスラム)通算15勝を誇るジョコビッチは「ローマ(次週のイタリア国際<Internazionali BNL d'Italia 2019>の開催地)、そして絶対に最高のプレーをしたいと考えているローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)を前にしたシーズンの極めて重要なタイミングにおいて、この勝利は大きな自信になる」と語った。

 また、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)以来となる栄冠に輝いたジョコビッチは「全豪オープンの後はベストのプレーができていなかったから、この勝利は自信のレベルという意味で非常に重要」と付け加えた。

「BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)やマイアミ・オープン(Miami Open 2019)、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2019)では、コート上で正しいテニスや安定感を見いだせなかった」「かなり近いところまできている感覚はあり、もう一押しだけ必要だった。それが大接戦となったドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)との準決勝で来た」

 ジョコビッチは今後、今週開催される前哨戦のイタリア国際に臨んだ後、4大会連続のグランドスラム優勝が懸かる全仏オープンに乗り込む。今年の全仏オープンは今月26日に開幕する。(c)AFP/Bill SCOTT