【4月30日 AFP】サッカーフランス代表MFポール・ポグバ(Paul Pogba)が、W杯ロシア大会(2018 World Cup)で優勝した際に着用していたスパイクが仏パリで競売にかけられ、3万ユーロ(約375万円)で落札された。

 フランスが4-2で勝利したクロアチアとの決勝でチームの3点目を決めたポグバは、貧困地域で育った高校生を支援する母国のチャリティーに収益を寄付した。

 競売大手クリスティーズ(Christie's)は当初、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するポグバのスパイクには、3万5000ユーロ(約437万円)から5万ユーロ(約623万円)の値がつくと予想していた。

 パリ郊外の貧しい家庭で育ったポグバは、自身もゴールを決めてチームの勝利に貢献した欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)準々決勝のアイスランド戦で着ていたユニホームも出品。このユニホームは3件の入札の末に、4000ユーロ(約50万円)で落札された。

 さらに、2017年に行われたオランダとのW杯予選で着用していたユニホームは、予想額の3倍となる3000ユーロ(約37万円)で落札された。

 また、今季のユナイテッドにおける不安定なパフォーマンスによってポグバは批判を受けており、2017年のウェストハム(West Ham)戦で着たユニホームに400ユーロ(約5万円)の値しかつかなかったのは、それが理由かもしれない。

 また、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属していた2015年のマンチェスター・シティ(Manchester City)戦で着用したユニホームなど、他数点は買い手がつかなかった。(c)AFP