【4月28日 AFP】スリランカで27日、警察との銃撃戦の末に男3人が自爆し、子ども6人を含む15人が死亡した事件について、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が同日、犯行声明を出した。

 今回の事件は、同国東部カルムナイ(Kalmunai)近郊で発生。イスラム過激派の隠れ家とみられる建物内で男3人が警察と1時間にわたって銃撃戦を繰り広げた後、自爆した。

 IS傘下のプロパガンダ機関アマク(Amaq)が27日に投稿した声明によると、男3人はISに所属し、警察との銃撃戦の後に自爆したと説明。3人は「自動小銃で彼ら(スリランカ警察)と戦い、弾薬が尽きると、自爆ベルトを起爆させた」という。

 警察によると、今回の事件で女性3人と子ども6人を含む15人が死亡した。

 カルムナイは、連続爆発事件を引き起こしたスリランカのイスラム過激派組織「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」の指導者、ザフラン・ハシム(Zahran Hashim)容疑者が生まれた地域に位置する。(c)AFP