【4月27日 AFP】米国務省は26日、スリランカで少なくとも253人が死亡した連続爆発事件を受けて、スリランカ渡航の危険レベルを引き上げ、自国民に対して同国行きを再考するよう促した。

 国務省は、「幼稚園児から12年生(高校3年生に相当)までの児童・生徒がいる米政府職員の家族全員に(スリランカからの)出国を命じ」、緊急要員以外の出国を許可。「テロ組織が引き続き、スリランカでの攻撃を画策している恐れがある」と述べている。

 連続爆発事件では、外国人数十人も死亡しており、スリランカ政府は26日、今年の外国人観光客が30%減少し、観光の損失額は15億ドル(約1670億円)に上るとの見通しを示した。(c)AFP