【4月22日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は、21日に行われたリーグ戦第33節のASモナコ(AS Monaco)戦で、通常の胸スポンサーの代わりにノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)のイメージ画像が描かれたユニホームを着用した。また、その背面には選手の名前ではなく「NOTRE-DAME」の文字が刻まれた。

 仏パリ中心部にある観光名所ノートルダム大聖堂は、15日に発生した大規模火災により損傷した。

 PSGは、試合中に同様の限定ユニホームをオンライン上で1着100ユーロ(約1万2500円)で販売。クラブによると、その売り上げは「消防士関連の組合に寄付」されるという。

 また同クラブの公式ホームページでは「ノートルダムへのオマージュ」と題した映像が公開され、選手たちがパリの消防隊のチームワークをたたえるとともに、同大聖堂の外観を形成する二つの名高い塔を手で表現した。(c)AFP