違う「フランクフルト」に到着したベンフィカファンの話題はデマ、独誌明かす
発信地:ベルリン/ドイツ
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【4月20日 AFP】ポルトガル1部リーグ、ベンフィカ(Benfica)のファン二人が、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)準々決勝、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)との第2戦を観戦しようとして、誤って違う「フランクフルト」に到着してしまったという話題が、デマだったことが19日明らかになった。
試合はドイツ経済の中心地フランクフルトで18日に開催されたが、AFPを含む国際報道機関各社は、ファンの男性二人が、同地から610キロ離れた東部の「フランクフルト・アン・デア・オーデル(Frankfurt an der Oder)」へ、カーナビに案内されたとの記事を取り上げていた。
しかし、仏ラジオ局フランス・アンフォ(France Info)は19日、この話題が作り話だったと報じた。
旅程の様子がアップされたインスタグラム(Instagram)のアカウント名はアルバロ・オリベイラ(Alvaro Oliveira)さんだったが、実際は俳優のマルセロ・ロドリゲス(Marcelo Rodrigues)さんが投稿を行っていた。
同日の投稿では、この売名行為は独サッカー誌「11フロインデ(11Freunde)」によるものだと明かされている。
ベンフィカは第1戦で4-2のアドバンテージを得たが、第2戦では0-2で敗れてアウェーゴール数により敗退となった。(c)AFP